「大切な人に願いを込めて、世界にひとつだけのお守りを贈りたい」
そんな思いを形にできるのが、手作りの“だるまお守り”です。
縁起物として古くから親しまれてきた「だるま」は、合格祈願や健康祈願、恋愛成就など、さまざまな願いを託すことができる心強い存在。
自分の手で願いを込めながら作るだるまは、既製品にはない温かみがあります。
しかも、贈る相手の願いに合わせて色や言葉を選べば、世界に一つだけの特別なお守りに!
本記事では、だるまお守りの意味や由来から、フェルトを使った簡単な作り方、アレンジのコツまで、初心者でも楽しく取り組める内容を丁寧にご紹介します。
手作りの温かみと、願いを込めた特別なひとつを、あなたも作ってみませんか?
だるまお守りの意味と由来
だるまの起源と縁起物としての歴史
だるまの元になったのは、禅宗の開祖・達磨大師(だるまたいし)。
長時間の座禅修行により手足がなくなったという伝説から、手足のないだるまの姿が生まれたと言われています。
特に有名なのが、「七転び八起き」という精神。
倒れても何度でも立ち上がる姿勢を表し、受験やビジネス、人生の困難に立ち向かう象徴として日本中で愛されています。
だるまの色による意味の違い
だるまには色によってさまざまな願いが込められています。
手作りする際は、目的に合わせて色を選びましょう。
- 🔴 赤:開運・勝利・魔除け(定番)
- 🔵 青:学業成就・才能向上
- 🟡 黄:金運アップ・幸運
- 🟢 緑:健康・家内安全
- 💗 ピンク:恋愛成就・良縁祈願
- ⚪ 白:合格祈願・目標達成
- ⚫ 黒:商売繁盛・厄除け
- 🟣 紫:健康長寿・品格向上
色と意味を組み合わせて、より「想いのこもったお守り」に仕上げてくださいね。
手作りだるまお守りの材料と道具
手作りだるまお守り:材料一覧
- フェルト(好きな色)
- 綿(中に詰める)
- 刺繍糸または手縫い糸
- 針、はさみ、チャコペン
- ビーズ(目用)
- リボンや紐(ストラップに)
- 型紙(自作 or 無料テンプレート)
手芸店や100円ショップでも揃うものばかり。
お子さんと一緒に楽しめるキットとしてもおすすめです。
だるまお守りの作り方ステップガイド
だるまお守りの作り方①型紙の準備とフェルトのカット
まずはだるまの形を紙に描いて型紙を作ります。
丸っこいフォルムが可愛いポイント!
型紙をフェルトに写し、前後用に2枚カットします。
だるまお守りの作り方②顔と表情の刺繍

顔部分に目や口を刺繍しましょう。
目は黒いビーズでアクセントにすると立体感が出ます。
表情は「笑顔」や「ウインク」など、願いに合ったものを選ぶと◎
だるまお守りの作り方③文字の刺繍または描写
「合格」「必勝」「健康」など、願い事の文字を入れるとよりお守り感がアップ!
細かい刺繍が難しい場合は、油性ペンで丁寧に書いてもOK。

だるまお守りの作り方④パーツの縫い合わせと綿詰め
前後のフェルトをブランケットステッチなどで縫い合わせていきます。
途中で中に綿をふんわり詰めて、立体的に。
最後までしっかり縫い留めましょう。

だるまお守りの作り方⑤ストラップや紐の取付け
リボンや紐を頭部分に縫い付けたら完成!
ストラップ、カバンのチャーム、お部屋のインテリアにもぴったりです。
だるまお守りのアレンジアイデアと活用方法
色や表情のバリエーション
同じ型紙でも、色や表情の違いでガラッと印象が変わります。
- 願い事に合わせて色を変える
- まつ毛やほっぺ、ウインクなどで個性を出す
- 兄弟・友達にペアで作るのも可愛い!
プレゼントとしての活用
- 受験生への「合格祈願だるま」
- 大切な人への「健康だるま」「恋愛成就だるま」
- ワークショップや親子イベントでも大人気!
ラッピングを工夫すれば、心のこもったプチギフトとしても喜ばれます。

まとめ:手作りだるまお守りで願いを形に
だるまお守りは、シンプルな材料と少しの時間があれば、誰でも気軽に作れるお守りです。
願いを込めながら一針一針縫い進めるその過程には、既製品にはない“想い”が宿ります。
贈る相手の幸せを祈って、または自分自身へのエールとして、手作りのだるまお守りにチャレンジしてみましょう。
きっと、あなたの気持ちが伝わる素敵なアイテムになりますよ。
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